小学六年生の少年・琥珀(こはく)は家族と北海道旅行に来ていた。 自動販売機で飲み物を買おうとした時、鮮やかな紅い色のフクロウを目にする。そのフクロウに誘(いざな)われ、琥珀は見たことのない世界へ来てしまう。 そこには色を自在に操る能力を持つヒトたちが住んでいて……。 人間の少年と色を操る者たちが織り成す極彩色和風ファンタジー、ここに開幕――。 ※予告なく、加筆修正する場合がございます。ご了承下さい。