ギルドの酒場で昼下がりをまったりと過ごす――これぞ、おれの至福の時!

ライトノベル 70K Active
時間: 9 月 前
まとめ:

ギルド難民のおれの楽しみは、酒場で安酒を呑みながら喧騒に身を委ね、昼下がりをまったりと過ごすことだ。時折、ギルドで紹介してもらう薬草運びで酒代を稼いでいる。そんなおれが、大鎌蛙の変異体から魔導剣士の少女を救ったことがきっかけで、冒険に出る羽目になった。パーティーは、おれと彼女、ギルド難民仲間の技人、バイオリン弾きの羽人とモービル憑き妖精の五人。依頼人は、驚くことにこの世界の創造神だった。おれ達が目指すのは、リアル世界から逃避し、この世界との融合を企む「闇蠢者」を消去すること。冒険開始早々に対峙したのは、以前祠から薬草をくすねようとして咎めた剣士とその仲間達だった。激しい剣戟の末、倒した剣士の体から真っ黒な少女の人形が現れる。闇蠢者から達への宣戦布告だった。次に訪れた山岳都市では、闇蠢者の協力者で、妖獣の変異体を培養していた科学者と対決し、壊滅に追い込んだ。仲間の他のパーティ―も加わり、俺達は闇蠢者が隠れる遺跡にのり込む。闇蠢者の正体、それは魔導剣士の少女から遊離した、もう一つの彼女の人格だった。戦いの末、彼女は一つになり、おれ達は新たな冒険に向かった。彼女をそこまでも追い込んだリアル世界の問題を解決するために。…続きを読む

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