先輩刑事が殺された。バラバラにされて。事件の捜査に進展はなく、途方に暮れる薊ヶ原メイの前に転がっていたのは、しゃべる生首だった。「俺は、君とともに謎を解くためにいるのさ」一人と一級、奇妙な日常と不可解な事件の行方や、いかに。地に足つかない、つける足もない、凸凹バディのSFファンタジー・ミステリ。2023年11月の企画「#novel首塚」参加作。