そこは人が会えない世界。そこで、人ではない者たちの物語が始まる。

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著者: 結芽月
時間: 9 月 前
まとめ:

機械に管理される、少し未来。世界は、アフレダと言う謎の人体消滅現象に対応するため、人が一人ずつ幽閉され、誰にも会えなくなっていた。 その世界を変え、元に戻すという、御枝という人間ではなくなった狂った少女の望みを叶えるため、機械の青年であるアソシアードは彼女に加え、宇沙という謎の少女、元人間の生物と共に行動していた。 その日々の中、彼らは別の勢力に襲われる。彼女らはアソシアードたちのやり方を良しとせず、否定する。両陣営は対立しながらも、目的は同じであるため、アフレダの原因の解明のため、自然王と言う存在を追う。そしてあるとき、両陣営が問答をしているときに自然王を名乗るものが出現し、彼らを一つの場所に誘導する。 アソシアードたちは向かうが、そこで御枝が無理をし、危険なことになった。今まで無茶をしていたこともあり、彼は彼女に対して怒る。 御枝は同行していた元人間に手伝ってもらい、敵陣営が先に向かった目的地へ強引に行く。 そして、それをおったアソシアードは、敵陣営のメンバーの一人…自然王とされたものに操られた彼女に殺害される。それを見てショックを受ける御枝の精神がまともになる。 そこで宇沙が真実を明かす。自分こそが自然王であり、これまでのことも、アフレダも全ては人類を進化させるためだという。種に負荷をかけることで、進化を促し、それらをそろえて最高の生態系を作ろうという自然のシステムであると。 そして宇沙は、人類の進化の一番目である御枝に生じた、狂気を取り除くため、アソシアードを使ったとも明かす。驚愕する彼女を、宇沙は自然界の住人とするため、余計な記憶を消そうとするが、御枝の敵陣営に一人に邪魔される。その後、その一人の提案を受け、御枝は慢心している宇沙から自然王という万能に近い座を簒奪。アソシアードを殺した彼女を打倒するのだった。…続きを読む

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