小五の春音は「お兄ちゃん」が遠くの高校に進学したことで、ただでさえつまらない日常が余計につまらなくなってしまった。そんななか、縄張りを求めている妖怪に出会う。印刷して、第7回角川つばさ文庫小説賞応募作にしてもよかったかもしれません。別の作品を出したからよし、ということで。(執筆時期 2014年十二月ごろ)