大昔と言われる以上も前、大陸間戦争と呼ばれる対戦が世界を恐怖に包み込んでいた。　　その大戦を治めたと語りつがれている８賢者という人物達。　大戦後にはそれぞれが散り行き様々な土地で暮らし、そして国を興すものが現れる。　　物語の舞台となるのはドラバニア王国。　その大戦を終決させたと語り継がれる8賢者の内2人が興した国、　国の成り立ちに関わったとされる一族には代々、広大な土地と辺境伯相当の子爵位、そして『紅い髪色に赤い眼』が受け継がれてきた。　ロイド・アイザック。　伝統と格式あるその一族に生まれた、一人の男の子。　優秀な『護り手』を輩出する家の嫡子として教育されすくすく育っていく彼だが、何も特徴が無く自分は能力が平凡であり、いたって『普通』でしかないと自覚していた。　これはそんな彼が、色々な思惑と権謀に巻き込まれながらも、一人の少女と出会いそしてもふもふ達と戯れながら、出会いと別れを経験しつつ無自覚に『改革』を織り成していく、成長と恋愛の物語である。※連載ですが、週一or隔週連載の可能性があります。※作者は異世界恋愛＆ファンタジー執筆初心者です(笑)※俺TUEEEE系のお話ではありません。※本作品は【小説家になろう】にて先行公開しています。※誹謗中傷・人権・人格攻撃等の行為はおやめください。感想欄などで見かけた場合は削除させていただきます。…続きを読む