己の正しさを問え。

戦争 120K Active
最新: 48 大儀
時間: 9 月 前
まとめ:

6つの大国と1つの世界宗教が支配する世界。リスベニアとカストピアから始まり、世界中を巻き込んだ大戦-ヘレアン戦争-の終戦から10年。世界中で祖国への帰還が叶わぬ凶暴化した兵士達-フィンド-が人々を襲い、復興の進まぬ昏迷の時代を迎えていた。科学と予言の国ーリスベニア。信仰と農産の国ーカストピア。共存と文化の国ーオガール。貴紳と嬋媛の国ーワヴィンテ。文明と大地の国ーセレメンデ。神秘と対族の国ーガジャルウインド。そして1人の予言者が現人神として君臨する世界宗教、シルベスト教団。戦後多くの難民を受け入れ、混沌に翻弄される多民族国家、オガールに現れたのは髪の色も瞳の色も異なる、5人の武装した若者達。フィンドの『処分』を生業とする彼らは、人々から『ハウンズ-猟犬たち-』と呼ばれていた。一人の銀髪のカストピア人の青年セラウド・ゲーティアスを筆頭に、未だ隠匿されているヘレアン戦争勃発、そしてフィンドの発生の謎を探る為今日も彼らは武器を取る。フィンドと戦う日々の中で、正しい道を見失い、悲嘆に暮れている人々との出会い。世界宗教シルベスト教団の存在の本当の意味。ヘレアン戦争は何故起きたか。世界はどこに行こうとしているのか。その先にあるものは何か。彼らは一筋の光となりえるか。自分たちの正しさは、どこにあるのか。世界に大きな爪痕を残した大戦の謎を解き明かし、『己の正しさ』を問う物語。…続きを読む

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