都心部からちょっと離れた片田舎の私立高校 友英学園。生徒の自主性を重んじる自由な校風が人気の学園では、日々生徒たちが勉学に、スポーツに、恋に、部活に勤しんでいる。そんな彼らの中で、どっちつかずのゆるーいお友達関係を続けている、茉梨と勝。切り込み隊長→茉梨、全力フォロー役→勝の関係性からスタートします。未発達の恋が目覚めて、大人になるまでをのんびり描きます。甘酸っぱいきゅううん!から、全力のキュン...
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《第2章完結まで公開中です( ..)φメモメモ》俺、神戸海の入学した高校大学一貫校。コマ島学園(マンボウ島学園とも言う)には、とあるルールがある。それは、問題行動を起こしたら即退学。でもルールを守っていればどんな生活を卒業までしていてもよいだ。まあ基本普通に過ごしていれば自由な学生生活が送れる場所である。そんな学校で俺は現在高校3年生となり。ぶっ飛んでいる後輩のお相手や。孤高?の情報通の同級生。...
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「私、幸せになると死ぬ呪いにかかってるの」 それは下校中に恋人から告げられた意味不明な言葉。どうせ本当のことではないと結論付けた俺は冗談として流すが、なら証明してあげると言って口付けを交わす。 上気した顔。どこか恥ずかしそうな笑い声。そして次の瞬間。「私今、幸せよ」 ──そう言った彼女は、落ちてきた鉄骨に串刺しにされた。 これは彼女の物語。 幸せになると死に、翌日生き返る。そんな異常を日常として...
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俺立石達也(たていしたつや)は高校に入学して少し経った頃、同中で顔見知りだった本宮涼子(もとみやりょうこ)と仲良くなった。 俺は学校では図書委員、彼女はテニスクラブに入った。最初の半年位でとても仲良くなり彼女から告白されて付き合う様になった。 最初は登下校も一緒にすることも多かったが、彼女が朝練や遅くまで部活をやり始めた事もあり、会うのは休日のみになっていた。 そんな休日も部活に出るという事で...
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長い長いおはなし。2人の高校生が、色んな人に振り回されて、気づいたら水面下で世界を救っていた。地味な話かもしれません。色んな国が出てきます。色んな人が出てきます。まるで梁山泊みたいに人が集まります。戦ったり説得したり水着で海に行ったりします。肝はお茶会かもしれません。
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高校生ヒロマルはある日の放課後、学級裁判に引き摺り出され「モテる奴は悪」等の痛い発言を糾弾され、謝罪と撤回を要求される。だがヒロマルはこれを断固として拒否、「モテない者に救いはない!」と叫び、これに呼応したクラスメイトの半数が蜂起、法廷はリア充軍vs非リア充軍の大乱闘と化した。そんなこんなで学級崩壊の危機を懸念したクラスメイト達はヒロマルに何とか彼女を作ろうと奔走し元・人気アイドル奈月れむんが連...
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深夜の住宅街で彼女はバットを振っていた。金属バットをブンブン振っていた。 想いを寄せていた幼馴染みに恋人がいると発覚し、ショックを受けて昼夜逆転の引きこもり生活を送っていた夏休み。 僕は彼女と巡り会った。奇跡的な確率に基づく可能性の中で。「なんで素振りをしているの?」「敵と戦うためよ。そのための準備運動をしているの」「…………」 彼女は戦っていた。強力な力を持つ強大な敵と。「集中力が乱れたり空気...
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小さい頃から好きだった幼馴染のパワハラ女子と決別し新たな生活を送りながらも彼女を嫌いになりきれない男子と決別されていろいろ思い悩み自分に素直になっていく女子の話。※すたれたかもしれませんが、流行りものの負け幼馴染的な話を書いてみたけど・・・多分負けないかもしれないお話です。※キャラクターの名前は朝の電車で決めました(東京・神奈川に住んでる人ならわかる人にはわかる)※本編終了しました。アフタースト...
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退屈な日々を送っていた三橋駈はいつもとは違う帰り道で偶然見つけた神社に立ち寄った。その脇には草木に囲まれた小道があり、気になった駈は足を運ぶ。道の先には広い丘。そして、巨木が立っていた。何も考えずその木に向かっていくと、すすり泣く声が聞こえてきた。音の正体を探るため、木陰を覗き込んだ。そこで駈は女の子――小春結花と出逢った。そして、結花には狐の尻尾が生えていた。普段なら声をかけず来た道を戻る駈だ...
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