敗戦国の女性官吏であるヴィーダは、主君である王女アフシャーネフと共に戦争責任を問われて軍事裁判で裁かれる。ヴィーダも王女も世間では国を戦乱に巻き込んだ悪女扱いされており、味方は少ない。自分一人が死刑になることを望み、全ての罪を背負いこもうとする王女アフシャーネフ。彼女を死なせたくないヴィーダは、二人で生き残るために法廷で戦う。オリエンタルな架空国家を舞台にした、亡国歴史ファンタジー。※pixivなどにも掲載しています。※2023年に改稿版に差し替え、改題いたしました。