世界に魔女狩りという言葉があった時代の話。見つかれば即刻火炙りの極刑。ただ狩られるだけだった魔女はついに反撃に出る世界の安定を保っていた魔法石が7人の魔女によって８つに砕かれて内７つ持ち去られてしまう残った石の残骸を守るのは魔女と対抗する教会の組織エクソシストだ。彼らもまた魔女狩りを行う組織だった。また盗んだ魔法石を持った魔女たちのことを七罪の魔女と呼んだ。それから1400年経った今、再び七罪の魔女が出揃った頃の話であるアンジェ＝ペルセフォニ16歳、両親は既に亡く、ただ一人の弟がいるが今は一緒には暮らしていない明るい性格ではあるがどこか壊れている。七罪の魔女傲慢の罪を背負っているエドワード＝ペルセフォニ16歳、アンジェの双子の弟で今はエドウィンとしてアンジェに内緒でエクソシストの学校に通っている。臆病な性格であるが冷静な判断ができるジェシカ19歳、アンジェと同じ七罪の魔女で強欲の罪を背負っている気配りができ誰でも仲良くなれるが心を覗く能力は無条件にのぞくため自身あまり好まないアンジェを一番心配しているインドラ25歳、七罪の魔女で憤怒の罪を背負っている。彼の奥さんは魔女狩りで亡くなっているアシュラ25歳、七罪の魔女で怠惰の罪を背負っている。インドラとは幼馴染でお互いが何を考えてるかわかるゼータ23歳、七罪の魔女で暴食の罪を背負っている。全能者である。無口で普段はほとんど喋らないが、指揮官としての力はほかの6人も一目を置いているミツバ12歳、七罪の魔女最年少の少女フタバの双子の姉である。嫉妬の罪を背負っている予言者、アンジェを慕い妹を大事にする考えの持ち主フタバ12歳、同じく七罪の魔女最年少の少女ミツバの双子の妹である。色欲の罪を背負っているその力は幻覚を生み出すそして、七罪の魔女が辿るその結末は――。…続きを読む