自分だけ幸せなのはずるいから 譲ってあげた 同情だった

学園 20K Active
著者: 白早夜船
時間: 9 月 前
まとめ:

【登場人物】陽葵(ひまり):主人公。大学3年生。元女子バスケ部。漣(れん):陽葵の幼なじみの男子。3年前から澪と付き合っている。澪(みお):女子バスケ部のエース。3年前の事故が原因で脚が不自由に。現在は車いすバスケの選手として活躍。【あらすじ】※このあらすじは結末までのネタバレを含みます。大学3年生になった陽葵は、昔のチームメイトで親友の澪が車いすバスケの選手として注目されていることを知り、試合を観に訪れた。陽葵が来ているのを偶然目にした漣は陽葵に声をかける。今は澪と付き合っている漣だが、かつては陽葵に初恋の感情を抱いていた。3年前のインターハイ予選決勝直前。漣が決勝戦を観戦しに来ることを知った澪は、漣に宛てたラブレターを書く。ところが試合前に澪は不慮の事故に巻き込まれ、下半身が不随になってしまう。陽葵は漣に「澪の支えになってあげてほしい」とお願いし、漣と澪の二人は付き合い出すことになったのだった。それから3年が経って、陽葵と再会した漣は、陽葵をデートに誘う。しぶしぶ応じた陽葵だったが、いざ出かけてみると、現れたのは漣ではなく澪だった。漣は陽葵と澪が疎遠になっているのを知って、二人の間を取り持ったのだった。陽葵は澪に対してようやく自分の気持ちを正直に打ち明けることができ、胸のつっかえを解消することができた。そして自分も車いすバスケを始めてみようと考えるのだった。…続きを読む

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