俺は今、この頭ぽやぽや娘に敗北しかけているのか……?

主人公最強 90K Active
著者: 雨後の筍
時間: 9 月 前
まとめ:

唐突に世界中にダンジョンが現れ、世間を騒がせてから早3年。冒険者が職業選択の1つとして認知され始めた頃。ダンジョンは今日も命知らずたちによって賑わっていた。そんな世界で池袋ギルドの酒場に訪れた主人公『魔法使い』のカケル。世界に22人しかいない『ユニークジョブ』の持ち主だけで構成されたパーティ「はじまりの冒険者」のうちの最強の魔法職だった彼は、今ではソロ専門の冒険者として活動していた。カケルはギルドでこんな噂を耳にする。「『ユニークジョブ』の1つ『聖女』の持ち主が異変解決のためにパーティメンバーを募集している」らしいと。噂に興味をくすぐられたカケルが出会ったのは、小動物系美少女が高レベル冒険者に無理やり連れ去られる場面だった。見かねて助けに入るカケルだったが助けた『聖女』アカリになぜか妹のように懐かれる。アカリの事情を聴いたカケルは、彼女と共に異変解決に乗り込む。「所沢航空公園ダンジョン」に辿り着いた二人は、異変を解決すべく調査を進めるのだが、その途中でアカリの仇の魔物と遭遇。アカリに戦わせることを嫌い、1人で戦い解決しようとしたカケルは、敵の討伐の代わりにけがを負うのだった。また、そのタイミングで昔のパーティメンバー『剣聖』のレンと、親友の前衛職が合流し、4人は宴へと突入する。宴が終わるとカケルはアカリの生い立ちを改めて聞かされ、そのまま告白を受ける。告白をなぁなぁにしながらも調査を進めると、怪しいボス部屋の扉を発見。そのままボス戦へと突入する。だが、途中で『剣聖』が死亡。アカリがトラウマを乗り越えそれを蘇生させることに成功する。また、1人でなんでも立ち向かわなければならないと思い込んでいた主人公は、アカリとのふれあいや、ここまでついてきてくれた仲間二人の存在を認め、だからこそ自分が貫き通したい道を貫くのだと。気持ち新たにボスをその魔法でねじ伏せるのであった。…続きを読む

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