【次回更新日:2024.1.3】飛行船により、浮遊大陸から人々が空へ駆け出して二世紀以上。空中都市連邦“バラクシア”の首都と呼ばれる、工業都市“レガリス”はバラクシア連邦内で勃発した奴隷制度を巡る浄化戦争を乗り越え、奴隷制度を存続させる事に成功していた。黒羽の団と呼ばれる抵抗軍の撲滅と奴隷制度の推進を掲げ、レガリスの帝王と帝国軍による帝国は益々隆盛を極めていく。そんな中、“レガリス”において全てを失った男が居た。