幼いころから主人公ケイの周りでは次々と人が死んでゆく。少年はまったくもって不本意で理不尽な、誰もが憐れみ蔑むような能力を抱えていた。それは呪いと言った方が正しかった。いつしかそれを自覚した少年は、絶望するどころか、何とかそのクソ能力を少しでも役立てていきたいと考えた。だが、そのためには様々な準備が必要だ。16歳にしてついに始動した壮大な計画は、いつの間にか思わぬ方向へと転がってゆく。令和のエログロナンセンス＆スラップスティックストーリー。※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません